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全国高校選抜剣道大会佐賀県予選会

　１２月１１日（日）、諸富文化体育館において、全国高等学校剣道選抜大会佐賀県予選が開催されました。全国大会の切符をかけ熱戦が繰り広げられました。各都道府県男女１校の出場枠ですが、男子は、夏の高校総体で白石高校男子が予選を突破しベスト１６に入ったため出場枠が「２校」となりました。
　組み合わせにおいて、力のあるチームが偏った感があり、上位で対戦するであろうチームが初戦で当たったため力を出し切れず残念でした。本数差で負けた学校は、その一本の重みを知ったと思います。負けに不思議の負け無し、「たかが一本」と思わず、日頃の練習から一本一本を大事に練習して欲しいと思います。全国大会では、きわどいところが勝負の分かれ目となります。今大会の反省として、相打ちの面や引き技などを審判員は見極められるよう研鑽を積んで欲しいところです。
　男子優勝の龍谷高校は、層の厚さを見せ勢いがありました。その勢いを全国大会でも期待します。決勝で負けたものの出場枠を得た敬徳高校にもチャンスがあります。この負けの悔しさを全国大会にぶつけて欲しいと思います。女子優勝の白石高校は、厳しい組み合わせを抜けだし、決勝戦でも副将の井手野、大将の庄島の三瀬中コンビで逆転優勝を掴みました。最後まであきらめない気持ちで全国大会入賞を期待します。結果は別添のとおりです。

　　　　佐賀県スポーツアドバイザー　江島良介

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