今月、2回目の国体強化練習会を1月27日(土)、芦刈文化体育館で開催しました。全国的に寒波が襲来しており、佐賀も氷点下2度の寒気の中、強化指定選手は、「素振り、打ち込み、切り返し」を、佐藤忠彦強化部長の指導の下、気合いを入れて取り組みました。私は冒頭の挨拶で、大相撲の栃ノ心を例に挙げ、基本に則って「基本通りの正しさ」を、弛まぬ稽古で鍛え上げた基礎体力で「強さ」を身につけ、更に相手を敬う心と感謝の気持ちでもって「美しさと品格」を求めて修錬し、体現する事の重要性を説きました。稽古後の講評では、稲富政博普及部長から「剣道は充実した気勢が大切であり、それは力強いかけ声から生まれるものである。」との指導がなされました。
「正しく強く美しい剣道」を求めて修錬を重ねましょう。
佐剣連副会長兼理事長 寺崎邦朗